育児と作業療法士。私はいつ休めるの?母親は休みだって休みじゃない!

育児と作業療法士。私はいつ休めるの?母親は休みだって休みじゃない!

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
27歳

【当時の職業】
作業療法士

【当時の住まい】
実家で親と同居していた。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し主婦





【就職のきっかけと経緯】
自宅から近かったことが1番。
実習は急性期病院ばかりで、患者さんの病態についていけなかったので、維持期の施設を検討した。

【環境と仕事内容】
回復期リハビリテーション病棟での日勤のみリハビリ。
セラピストが40名ほど在籍。
10年目で若手でもなく管理職でもないポジション。
約20年目の管理職が多い。
脳血管疾患、大腿骨骨折、廃用症候群の80から90代の患者さんが多い。
月に9日休み、年末年始も勤務あり、給与は新卒で約22万。
独身寮、家族寮共にあり。

【大変だった時期】
大学新卒で5年目の頃。
自分の極めたいことがなかなかみつからなかった。




【大変だったこと】
1日平均18単位取得必須。
他職種連携を掲げるのはいいが、ミーティングやカンファレンスが増え続けている状況で、取得単位数の見直しはされなかった。
そこに新人指導や学祭指導を加え、残業するなとの指示。
スキルアップに関しても出張での研修は微々たるもの。
あとは自己学習でお金と時間を患者さんのために研鑽しろとのこと。
有給休暇取得に関しても月に1回の制限があり、2日以上とりたい場合は申告の上翌月の取得はなし。
人員不足のため全員が平等に休みを取れるようにこのシステムとのことだが、育児中のセラピストに関しては子供の体調不良ですぐに有給が制限に達してしまう。
それ以降の取得に関しては上司に嫌味を言われながらお願いする形。

【大変だった期間】
育休明けから退職まで。




【当時の心境】
育休明けの時は特に休みが続くことが多く、また仕事復帰してすぐのため仕事の感覚を取り戻すため必死だがミスも多かった。
精神的にも体力的にもキツく、そこに休みもとりにくいとなりかなりしんどかった。
休んだとしても子どもも一緒のためなかなか1人の時間がなく辛かった。

【職場が大変だった原因】
育児をしながら働くセラピストがいるものの、親を頼れたりする方も多く、なんとかなってしまっていた。
育児と仕事の両立について理解しにくい環境だったことが一因かも。
別の部署はそんなに休みをとりにくそうではなかった。




【仕事で良かったこと】
患者さんとのやりとりはあまり苦痛ではなかったため、リハビリをすることで回復し患者さんや家族から喜んでいただけることが救いだった。
他部署のスタッフは事情を知らないので、気さくに話してくれるのもよかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
最初に勤めていた職場から転職して訪問リハビリを経験。
初めて訪問を経験するので引き継ぎでセラピストに同行した。
ある利用者を訪問した際、家族が主に対応してくれたのだが、元々神経質であり対応に気をつけるようにとのことで、話し方もできるだけ緊張を出さないように振る舞った。
利用者自身は特に何も言われなかったが、家族が帰り際に「もうきて頂かなくて結構です。
お帰りください!」
と急に怒り出した。
何が原因かわからずわからないまま事務所へ戻り上司へ報告した。
上司から電話連絡してもらったところ、私の話し方が気に食わなかったことや、元の担当も教え方がよくないということで、それ以降の利用はなくなった。
態度が急に変わったので怖かった。




【相談した人・助けてくれた人】
育児と仕事の両立で困っていた時は、先輩セラピストに相談した。
私自身も密に相談できていなかったことで迷惑をかけたこともあり、また育児をしながら働きやすい環境でもないので立ち回り方などアドバイスをもらった。

【改善のための行動】
早めに味方をつけること。
同じ考えを持った人をみつけて自分だけの意見ではなく多くの人が思っていると上司に立ち向かえるよう協力しあうこと。
少しずつ体制は変わったようだが私も転職してしまったため詳細は不明。




【現在の状況と心境の変化】
在職中は結構しんどいままだったが、自分自身が仕事にも慣れてきたことや、立ち回り方も変えたので気持ちは楽になった。
退職したため状況は変わったが、今前の職場に戻るかと言われたら戻りたくはない。
育児と仕事については改善はみられているようだが、全体的な業務量としては大きく変わらず給料に関しても見合ってない。

【学んだこと】
味方を多くつけること。
協力して立ち向かっても状況が変わらなければその場を離れて新しいことを始めること。



【当時の自分へのアドバイス】
しんどくなって爆発する前に早めに誰かに相談すること。
でも決して権利の主張だけをしてはいけない。
できるだけがんばってなにが困難なのか、どうすれば働きやすいのかをしっかり考えること。
上が動かなければそこで働くだけに固執しない。
給料が見合わなければ別の職場、別の仕事も考えること。
セラピストだけが仕事ではない!