【回復期リハビリテーション病棟で理学療法士】勤続3年。配属先への不満を抱えながらの仕事でモチベーションが下がっていた。

【回復期リハビリテーション病棟で理学療法士】勤続3年。配属先への不満を抱えながらの仕事でモチベーションが下がっていた。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
25歳

【当時の職業】
回復期リハビリテーション病棟で理学療法士として勤務していました。

【当時の住まい】
賃貸マンションで一人暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
病院に複数の病棟があり、小児病棟、回復期病棟、身体障害者病棟がありました。
自分は小児の理学療法に関わりたく就職し、配属先も希望しましたが、回復期病棟に配属され勤務することになりました。

【環境と仕事内容】
回復期でのリハビリテーションで、成人の中枢神経障害、整形疾患と幅広い疾患に対応していた。
理学療法士は病院自体には40人程度で、回復期病棟に15人程度配属されていた。
休日数は年間120日以上あり、日勤で残業も退院支援等が重ならない限りはそこまで多くはなかった。
患者はさまざまな方が入院され、脳卒中や骨折、切断による義足への対応も行っていた。

【大変だった時期】
大学新卒で働き3年目となり、回復期で働きながら勉強も行っていたが、希望を出していたもののなかなか小児の病棟に異動できずにモチベーションが下がりつつあった




【大変だったこと】
入職当時から、小児病棟での勤務を希望したが、回復期病棟に配属された。
回復期で働いていくなかでさまざまな疾患に関わることができたとともに、先輩の指導もあったため自分の成長としてはかなり満足できていた。
しかし、自分が小児に関わりたくて入職していたので、なかなか異動希望が通らないことに少し不満を抱えながらの仕事であった。
回復期では、FIM利得も始まることもあり、能力の向上やADLの向上に対して管理者からのプレッシャーはあった。
また365日リハの対応も行っていたため、若く独身の職員は年末年始等に出勤をお願いされることが多かった。
仕事が重なって残業は増えた際でも、残業代はあまり出なかったこともモチベーションが下がる一つの要因だった。

【大変だった期間】
その後、小児リハへの異動ができ経験できた。
現在は身体障害者病棟に配属されている。




【当時の心境】
苦痛や嫌悪感はなかったとともに、将来への不安もなかった。
今行っていることが、将来自分の役に立つであろうことも自覚していたため、仕事がきついこともあったが、先輩にサポートしてもらいながら努力できた。
小児への関わりに対してもどかしさは感じていた。

【職場が大変だった原因】
自分にも職場にも落ち度はなかった。
病院の規模や職員の人数から考えても全員が希望通りの配属先で働けないこともわかっていた。




【仕事で良かったこと】
回復期病棟で働いていくなかで、幅広い疾患の患者様と関わるなかで基本的な知識を深めることができた。
また小児以外での理学療法としての仕事の楽しさも感じることができた。
小児病棟に異動した際も回復期で経験したことが活きた。




【特にひどかった最悪の出来事】
病院内での症例発表に対しての準備はかなり業務量として負担が大きかった。
指導係がついてのサポートもあったが、指導係が忙しく対応してくれない際は夜遅くまで仕事が終わるのを待ち、その後対応してもらう形をとっていたため、帰る時間はかなり遅くなる日も多かった。
データは個人情報であるため自宅での作業は認められていなかったため、休日に職場に行き半日程度ずっと作業をすることもたまにあった。
また、自分ではなかったが、職場の同期の症例発表の後の検討会にて評価の足りなさや治療法について厳しい意見が出てくることも多く泣いてしまうことがあった。
その際の指導として評価の考察の難しさが議題に上がっており、同期が泣いてしまっていたため自分が発言していたが、どうやったらその考察をできるようになるのかといった話になった際に先輩が「経験が必要かな」と言われ、「どのようにできるのかを教えてほしいのに経験が必要と言われたら若手の自分達にはどうやってもできない。
ならどれぐらいの経験時間が必要なのかを教えてほしいし、経験時間が必要なことを詰めて聞かれても答えれるはずがない。
そのような指導では僕たちは何もわからないからやめてほしい」
と我慢できず先輩に意見してしまうこともあった。




【相談した人・助けてくれた人】
同期とともに回復期に配属され、仕事で悩んだ際はよくご飯に行き相談しながらストレスも解消していくことができた。
じぶんが困ったときは助けてくれていたし、同期が困ったときは同じように助けた。
業務後に実技練習や文献抄録を一緒にしたりと主体的に成長していくこともできた。

【改善のための行動】
若かったため、自分の思ったことは遠慮せずに何でも聞くように意識していた。
指導されていくなかでわからなかったことはその場で深く聞き直すことをし、中途半端に理解したように振る舞うことはしないように意識した。




【現在の状況と心境の変化】
現在はさまざまな事を経験したことが本当に良かったと思っているとともに、しっかり意見を述べてきたことで、職場の人からも信頼してくれるようになり重症例や社会的背景が難しい方も担当させてもらえるようになった。
今後はチームのリーダーになっていくことも薦められており、大変さはあるもののまだまだ自分が成長していけると感じている。

【学んだこと】
わかっていないことを分かったように表現せずに納得のいくまで自分で調べること、わからなければ聞くこと。
一番大切だと思うのは、一緒に勉強や実技練習に励む仲間を持つこと



【当時の自分へのアドバイス】
経験していることは、いずれ何かの役に立つので、モチベーションを下げずに前向きに取り組む姿勢を持ち続けてほしい。
しんどくなったりやる気がなくなってしまう時期もあるがそれも経験し乗り越えていくことが今後の後輩指導等に役に立つので、無駄に見える時間もそうでもないため、そのときの気持ちや考えも忘れずに過ごすことを意識してほしい。