【回復期病棟の理学療法士】朝も夜も死にたい気持ちで起きて眠る。誰かに監視されている気がして社員を敵視した毎日。仕事を覚えるまで2年掛かる。彼女と退職だけが救いだった人間不信。

【回復期病棟の理学療法士】朝も夜も死にたい気持ちで起きて眠る。誰かに監視されている気がして社員を敵視した毎日。仕事を覚えるまで2年掛かる。彼女と退職だけが救いだった人間不信。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
21-23歳

【当時の職業】
総合病院の回復期病棟で理学療法士としてリハビリ業務を行っていた

【当時の住まい】
賃貸アパートで一人暮らし。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、違う業種で働いている





【就職のきっかけと経緯】
新卒で給料が相場より多少高く、休日が年間120日以上あり、ボーナスは当時夏冬4.5ヶ月分あり、実家からもさほど遠くなかった為です。
また新卒で回復期病棟のリハビリを出来る様になる事で、リハビリの核は回復期だと考える為、職場を変えても理学療法士として一定の仕事が出来ると考えた為です。

【環境と仕事内容】
理学療法士として週5日の日勤だった。
扱う設備は練習用の階段、歩く為の平行棒、自転車、模擬日常空間だった。
主な仕事内容はリハビリテーション、書類作成、リハビリ会議だった。
役職は無くただの社員。
職員の数は当時で50人ほど。
患者さんは高齢者が9割で認知症があるものの軽度で歩行困難な方が多かった。
リハビリをする事で歩行が可能となり自宅退院する方がいる一方、身体機能の伸び代が少なく施設へ入所する方も多かったり

【大変だった時期】
専門学校の新卒で3年間病院勤務を経験した。
バイトは身内の仕事しかやった事が無く社会経験は無く、病院のスタッフも皆忙しそうで相談したり、話しかけたりするのが怖く、仕事が全然出来なかった事が大変だった。




【大変だったこと】
当時の上司が『お前をやめさせる事をできるんだぞ』と脅迫しずっと威圧的な態度だった事が大変だった。
また別の上司は人格者で気付きをもたらし自発的な行動を促す事が出来る尊敬できる人物だった。
病院は社員数が多いだけ人間関係も多くなり、人間の悩みは9割が人間関係と言われている様に、人間関係でとても悩んだ(皆忙しいので話しかけづらい、機嫌が悪そう、などの理由)。
また仕事をまともに出来る様になるまで2年ほど掛かり、沢山苦労した事が大変だった。
感情失禁のある患者は扱いが難しくこちらも精神がすり減るので大変に疲労した。
また認知症は無いが考えの偏りが酷くモラハラ気質のある患者は本当に扱いづらく怒りそうになった事が何度もあり大変疲れた。

【大変だった期間】
新卒1年目から2.5年目ほどまで




【当時の心境】
毎日死にたい気持ちで朝起きて、仕事中は失敗しないか誰かに監視されている様な気がして大変精神をすり減らし、帰り道では、明日も同じ事が繰り返されるのか、と死にたい気持ちになった。
また仕事で失敗した帰り道は深い海の底に沈んでしまいたいと思う事も多々あったり

【職場が大変だった原因】
仕事をする目的がなかった事、また初めての社会経験で慣れない人との仕事、おまけに仕事を覚えるのが遅く、失敗も多くしたので、心が挫けた事が状況を大変にしたと考える




【仕事で良かったこと】
充実した事は見たかった映画やアニメを見たり、好きな人と遊んだり、彼女と過ごす時間のみだった。
達成感は人生も目的が当時は無かったので感じなかった。
定時で仕事が終わっても何か仕事をミスしてないか気になって眠れな眠れなかった。




【特にひどかった最悪の出来事】
転落、貸し出し品の回収忘れ、尿管の抜去のインシデント3連発を2ヶ月間の間にやった事。
あとは書類の日付を間違えて作っており過去一年分ほどの書類を手直ししたこと。
在職中に付き合ってた彼女と別れて、またやり直したいと思ったが気持ちはすれ違ったので、気持ちが叶わずにモヤモヤした毎日がしんどかった。
若い患者が入院した時に電気の機械を操作方法を確認せずに本番で使ってしまい担当者変更になった(毎日気が動転してて操作方法の確認を怠った)。
リハビリはしなきゃいけないものと思い込んでいたので、患者の気持ちは無視して強制的な関わり形をしていたので担当者変更が10人ほどになった。
リハビリ拒否だと必要単位が取れず上司から責められるので強制してしまった。
今となれば笑い話です




【相談した人・助けてくれた人】
当時の彼女にすこし相談した。
あとは幸運な事に尊敬できる上司がいたので話を聞いてもらった。
忙しそうなしていたが笑って『楽しくね。
ニコッ(^O^)』と安心させてくれた事がどれほど救われたか。
と思い出に残ってる。
長い話よりも、よく笑ってる人と居るだけで気持ちが前向きになるので、それに救われた事がある。

【改善のための行動】
やる事リストを作って仕事の全体の流れを把握した。
何時から何時中この仕事をクリアして、次はこの仕事をやる。
大きな仕事よりも小さめの仕事を先にクリアして手持ちの仕事を減らしてから大きな仕事に取り掛かる事で、手持ちの仕事を少なく感じさせる事ができるので精神的な余裕を持てる工夫をした。
仕事はミスしなくなり抜けも減った。
セルフマネジメントの始まりだった。




【現在の状況と心境の変化】
新卒の会社からは4年ほど経った。
難易度が高い病院から簡単めな介護福祉事業所に転職した事で、自分のレベルを病院レベルだが、働く環境は病院より易しい所になったので、仕事は余裕で捌けるようになりおまけに年収も上がった。
仕事では暇な時間が出来る様に工夫しており、余剰時間は他職種の補助をする事で、人の役に立つ実感を得られた事で、楽しく仕事が出来ている。
マズローの6段階欲求の6段目(自己超越の欲求)の状態に常に居れる様になったので自身のスキルアップを楽しく行えている。

【学んだこと】
辛く手痛い失敗は次の成功の規模を拡大できる経験値になる事。
そしてその辛い失敗の経験は、同じ失敗で苦しんでいる人の痛みを理解し笑って救う事ができるかもしれない、ということり



【当時の自分へのアドバイス】
仕事をするなら目的(fire、セミリタイヤなど)を持って必要な資産額を割り出し人生のコンパスを作ること。
あと失敗しても次の成功に必ず役立ち成功を大きくできる。
やる事リストは当日、翌日、翌々日まで作り、1ヶ月の仕事のスケジュールを概ね把握すると定時でミスなく帰れるよ。
してはいけない事は依存と縋ること。