【大学病院で理学療法士】上司からの厳しい言葉は若い自分が受け止めきれるものではなかった。

【大学病院で理学療法士】上司からの厳しい言葉は若い自分が受け止めきれるものではなかった。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
大学病院で理学療法士として

【当時の住まい】
実家の一軒家で親と同居

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
転職して、同じ業種の別の職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
新卒にて初めての社会人ということもあり、最初は勉強できるであろう環境で働きたかったため大学病院で働いていました。

【環境と仕事内容】
担当患者さんのリハビリを主な仕事としていました。
院内にあるリハビリ室や非常階段などを利用して患者とのコミュニケーションを大事にしながら手先のリハビリ時には折り紙やお手玉などを利用して患者が楽しめるようなメニューを考案し実践してました。
日勤のみの仕事で休日は日曜固定の他一日不定日です。
同じリハビリ職員は10人でした。

【大変だった時期】
覚えることが多かったため初めからきつかった




【大変だったこと】
職場の人間関係はいいものではありませんでした。
上司にあたる人が命令口調で指示をだし、すべての業務を見張られながら作業しているような恐怖を覚えました。
何かミスをすればまってましたと言わんばかりにねちねちを責め立てられ、ときには人格否定までされどうしてそこまでいわれなくてはならないのかと思うこともしばしばでした。
患者との人間関係もありよい人ばかりでもなく意地悪な人も多く、相手が若いというだけで自分のほうがえらいと勘違いしているのかわがままな患者も多くみられました。
一度患者とトラブルを起こすとその後のリハビリにも影響が出てくるため、患者とのかかわり方も大事になってきます。
スタッフと患者の人間関係に板挟みな環境に嫌気がさしていました。

【大変だった期間】
3年間です




【当時の心境】
毎日早く辞めたいと思う気持ちで求人を眺めていました。
それと同時に早く一人前になってどこの職場に行っても使える人材になれるように勉強と仕事への姿勢だけは怠らないように心がけていました。
年齢も近かったため同期との仕事終わりに飲みは楽しかったです。

【職場が大変だった原因】
特定の人物の機嫌をうかがいながら仕事をしなくてはならない環境であったため、一人の上司が原因だったと思います。




【仕事で良かったこと】
担当患者に直接、感謝されたり涙をみたりするのは何にも代えがたいやりがいを感じました。
また自分が担当した患者が目に見えて動けるようになり退院していくときは自分の仕事に誇りを持てると同時にうれしく感じます。




【特にひどかった最悪の出来事】
私の担当した患者が亡くなってしまったことです。
私がまだ一年目の時に担当した患者さんで片足が糖尿病による壊死で切除したばかりであり、透析をやられているということもあり気が難しい方でなかなか気を許してもらうことができずにいました。
意思疎通がおもうように取れない中でもときおりみられるうまくいったときの笑顔を見ると、この人もみんなと同じように治りたい思いでここにいるのだなと思い私もできる限りの力をかそうと思っていました。
その日もいつも通りのリハビリメニューをこなしているときに突然意識がなくなりそのまま帰らぬ人となりました。
もっとその人のことを観察してその日の変化や異常に気付けていれば、その人を救えたのではないかと考えると悔しい気持ちがこみ上げてきます。




【相談した人・助けてくれた人】
私の直属のプリセプターが非常に話を聞いてくれる方で愚痴をいつも仕事終わりでも聞いてくれていました。
最後にはいつもそんなこと気にするなと言葉をかけてもらい勇気と元気を頂いていました。
お腹もいっぱいにしてくれました。

【改善のための行動】
その人に認めてもらおうと様々な努力はしたつもりです。
具体的には勉強会に参加したり、先輩に教えをもらったりしてましたがそれらが今振り返ると自分の成長を一番早めたのではないかとも感じております。
その当時は何もかもががむしゃらでした。




【現在の状況と心境の変化】
現在は大学病院は退職して、小さな個人病院で働かせてもらっております。
仕事内容は当時と比べるとかなり楽になり時間的な余裕も持てています。
しかしどこの職場にいっても人間関係は付きまとってくるもので、自分が100%居心地のいい職場なんかないのだと実感しています。
その中でいかに自分というものを保ちつつ楽しむかが、社会で働くことの大変さなのではないかと思います。

【学んだこと】
職場での人間関係はその職場で働いている限り、ずっと付きまとうもので周りも第三者からの評価を気にして働いているものだということ



【当時の自分へのアドバイス】
当時は知識もあまりない中、ものすごく頑張っていたと思う。
知識や経験というものは年数を重ねれば自然と身についていくのでそんなに焦らずに、自分のペースでゆっくり成長していけばいいと思う。
会社の人からしたらその場から去っていくものより残って働く人のほうがえらくなるし、長く働き続けることで得られることは数多くある。