理学療法士は最初の一年がとてもしんどい職場です。報連相をしっかり行い、先輩にきちんと相談しながら課題をこなしましょう。

理学療法士は最初の一年がとてもしんどい職場です。報連相をしっかり行い、先輩にきちんと相談しながら課題をこなしましょう。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
35歳

【当時の職業】
理学療法士

【当時の住まい】
学生時代は関西でしたが、就職先は東海であったため、賃貸アパートで一人暮らしをしていました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
専門学校に通っているとき、甥が生まれたことをきっかけに小児科を希望するようになりました。
研修先での施設で、小児科を希望していることを話すと今の就職先を紹介されました。
新卒での小児科就職はきびしいという話を学校の教師から聞いていたこともあり、そのまま面接に向かうと内定をもらい、卒業後就職しました。

【環境と仕事内容】
総合福祉センターとして、通所できる方を対象に、診療・リハビリ・生活支援などを行う職場です。
配置先はリハビリを業務として、職員は5名(内、訪問リハ1名)。
新人の理学療法士として、先輩方と兼任して十数名の患者を担当しました。
患者は児童から成人まで幅広い年齢層を対象としています。
主に発達障害の方が多いですが、そこから発生する二次障害が主な症例となる方もおられます。
勤務体制は、日勤で、土日祝日が休日。
給与は手取り20万円程度です。
住宅費はある程度でました。

【大変だった時期】
新卒で就職し、研修先でも小児は未経験だったこともあり、最初の1〜2年は知識と現場での差が大きく、わからないことだらけで苦労しました。




【大変だったこと】
同じ疾患でも個々によって症例が異なり、同時に成人と異なりコミュニケーションが難しいこと、小児ということから遊びも交えて行うという独特のリハビリとなることです。
元々小児を希望していたこともあって、学校ではそれなりに勉強していて、相応の自信をもって就職したのですが、学校では発達障害を持つ子とどのようにコミュニケーションを図るか、どのような遊びがどんな症例の子に適しているのか、などといった実際の小児の現場で必要なことは教わっておらず、ほぼほぼ一から学び直すような感覚になりました。
そのため、現場では先輩に見学をさせてもらいながら質問させてもらい、自宅に帰ってからはその日の復習と次の日の準備。
休日は研修や自主勉強などで、1年間はほとんど休みなく過ごすことになりました。
2年目から部署が変わりましたが、今度は理学療法士が一人の部署となったため、責任が増し、元の部署に相談しに行くことも多かったです。

【大変だった期間】
2年続き、今は楽になっています。




【当時の心境】
最初こそ志望がかなったことのうれしさがありましたが、1〜2か月ほど経つと、辛さのほうが大きくなるようになりました。
睡眠時間が削られていたことが大きいですが、そのことにより精神的にも身体的にも疲労が増していくばかりでした。
休日も休日になっていなかったことから気分転換もできず、徐々に頭が回らなくなっていたように思います。
3年が経ち、今の部署になったことで、余裕ができたことで、まぁ、あの時の苦労があったから今があると思えるようになっています。

【職場が大変だった原因】
学生時代に培ったことがあまり役に立たず、一から学び直すような状態から始まったことが原因だと思います。
加えて、配属されていた職員に対し、患者数が多く、初めから即戦力を求められていた部署に配属されたことで、担当患者が多く、一度に覚えなければならないことが膨大だったことも原因と思います。




【仕事で良かったこと】
同じ部署にいた理学療法士の先輩方がとても優秀であり、指導された内容はとても有意義なものばかりだったことはありがたいことだと思います。
また、大変ではありましたが、非常に多くの症例を診ることになったので、多くのことを現場で学べました。




【特にひどかった最悪の出来事】
1年目の半ば以降のことだったと思いますが、その当時はあまり眠れない状況が続いており、精神的にもかなり追い詰められていた状態でした。
そのような状態のときに、先輩が好意からほかの部署の見学にもいけるようにアポイントを取っていただき、いくつかの部署で、臨床心理士や作業療法士などの診療を実際に見学させていただいていました。
ところが、そのうちのある見学の日時と診療の日時がブッキングしてしまったことに気づき、これは不味いと思った私は、忙しい中日程調整をしてもらった先輩に申し訳ないと思い、後からブッキングしてしまった患者さんにお断りの電話をし、見学の方を優先してしまいました。
このことが問題となり、医療従事者は何時いかなる時も患者を優先すべきだとセンター長からも叱られる事態になったことが最もひどいエピソードです。




【相談した人・助けてくれた人】
基本的には先輩や上司は優しい方がほとんどでしたので、相談すれば応じていただける状況ではありました。
だた、当時は相談する時間があれば勉強や準備をしなければ間に合わないといった状況と思い込んでいたので、あまり相談はできていませんでした。

【改善のための行動】
基本的には報連相をしっかりしていらば問題なかったように思います。
その当時、明らかに自分には到底こなせない課題量ではあったので、そのことを素直に話し、担当患者数を減らしてもらった方がうまくいったと思います。
また、指導者も数名いて、それぞれが異なることを言っていたことを考えると一人にしてもらうようにお願いした方がよかったでしょう。




【現在の状況と心境の変化】
現在は部署も変わり、発達障害を持った方が主であることは変わりませんが、成人を診ることになっており、自力で通所できる方ほとんどですので、精神的にも余裕ができ、楽しく働くことができています。
休日も趣味が増え、仕事とは関係のないことをして、気分転換もできています。
そのため、仕事も気力が充実してできているので、問題ないです。

【学んだこと】
報連相をしっかり行うこと。
休みは必ず行うこと。
この2点です。
報連相は難しいこともありますが、素直にありのままを伝えることで上司や同僚が現状を認識して対策を一緒に考えてもらえるので、早いうちに行うのが良いです。



【当時の自分へのアドバイス】
報連相をしっかりとというのが一番です。
それも早いうちから行わないと、精神的に追い詰められ相談したくても相談できない状況になってしまいますので、より困難な状況に追い込まれてしまいます。
言いづらくても素直にありのままを話すことで解決できることがほとんどですので、無理なものは無理とはっきりと伝えるようにすることが、門d内解決の近道となります。