【整形外科クリニックの理学療法士】新卒で働いた職場がやばい先輩スタッフのせいでブラックすぎた。でも乗り越えた先には病院長や患者さんとの深い信頼関係が待っていた。

【整形外科クリニックの理学療法士】新卒で働いた職場がやばい先輩スタッフのせいでブラックすぎた。でも乗り越えた先には病院長や患者さんとの深い信頼関係が待っていた。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
23歳

【当時の職業】
整形外科クリニック 理学療法士

【当時の住まい】
賃貸マンションで独り暮らし

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
学生時代にスポーツをしていて怪我をきっかけに理学療法士を目指した。
その時にお世話になった理学療法士と同じように患者さんの力になりたいと思い、外来の整形外科クリニックを就職先として選択した。

【環境と仕事内容】
主に医師から指示の出た患者さんに対してマンツーマンで運動療法等を行い、疼痛の改善や基本的な生活動作の改善を図る。
高齢の患者さんが多い。
職員は医師を含め13名で理学療法士は6名在籍。
休日は日曜と祝日のみのため自分の時間が作りにくい反面、カレンダー通りの勤務が基本になるためGWや年末年始は長期連休が取れる。

【大変だった時期】
専門学校新卒で入職したが、常勤理学療法士が仕事に対してやる気のない10年目の理学療法士しかいなかった。
さらに職場は自分以外全員が女性だった。




【大変だったこと】
入職当時は新たにリハビリ部門の立ち上げ目的で採用されたが、ともに働く先輩スタッフが非常にやる気がなく適当に仕事をする人だった。
新卒で入り、わからない事が多く困っていても、一切指導して貰えずにほぼ独学でスキルを上げるしかなかった。
さらに、女性スタッフしかおらず、男性スタッフが私一人しかいなかったため、女性同士の人間関係のトラブルの愚痴を聞かされる毎日で精神的疲労が多かった。
当時は震災後の医療費免除の方が多く、院内は地域住人を中心に溜まり場のような空間であった。
正直本当に治療が必要なのかと疑問を感じるような患者さんも多かったり、スタッフの人数に対して患者数が多く待ち時間も長かったため連日クレームが絶えなかった。

【大変だった期間】
入職1年目と2年目




【当時の心境】
毎日嫌な先輩スタッフに指示を出されるのが嫌になり、仕事に行きたくないなと感じる事が多かった。
自分が患者さんに対してやりたいことと、先輩スタッフの気持ちや能力に足並みを揃える事が必要とされ、もどかしさと患者さんに対しての申し訳なさが大きかった。

【職場が大変だった原因】
やる気のない先輩スタッフが1番悪いが、何も言えない他のスタッフも悪いと思った。
患者数に対してスタッフが足りず、ストレスを抱えながら仕事をしているスタッフが多かったこともよくなかった。




【仕事で良かったこと】
僕らの目的は、理学療法を通して痛みや動きが改善され、障害や受傷前の状態に回復し日常生活を送ることができるようにサポートすることが大事であるが、その目標が達成できた時の患者さんの嬉しそうな表情を見ると、この仕事っていいなと感じた




【特にひどかった最悪の出来事】
ほとんどの職員が多忙さや人間関係に対して不満を抱えている中で、露骨に態度に出すスタッフが少しずつ増え、雰囲気は最悪の状態であった。
その状況下で、一番問題のある先輩スタッフが病院長に対して暴言を吐き捨て喧嘩に発展した。
その影響で直属の部下である私に、全ての業務が丸投げされた。
その喧嘩から約2ヶ月後にそのスタッフは退職したが、その日まで毎日が苦痛だった。
知識も技術もないやる気のない先輩に命令口調で指示を出され、本人は全く仕事をしないそんな毎日だった。
代わりのスタッフもすぐには見つからず、ようやく見つかったスタッフも似たようなタイプの人ばかりで、正直この職場で継続ていくことに対して不安しかなかった。




【相談した人・助けてくれた人】
救世主となる先輩が入職した事が転機となり、毎日の仕事が楽しくなった。
これまでの状況を耐えた事を評価して貰えたり、理想としていた先輩と後輩の関係を築くことが出来て、たくさんの知識や技術を身につけることができた。

【改善のための行動】
とにかくどんな状況でも患者さんのために全力を尽くすことだけを考えて行動した。
その結果患者さんからは評価されることが多く、病院長の評価も上がることが多かった。
現在も同じような気持ちで患者さんと関わることが出来ているのはあの頃の辛く厳しい環境があったおかげだと思う。




【現在の状況と心境の変化】
あれから約10年が経過し、職員の数も増えて規模が大きくなった。
当然同じ気持ちで仕事に取り組んでるとは思えない先輩もいるが、信用できる後輩ができ、仕事は充実していると感じる。
私生活でも家庭をもち、より仕事を頑張らないといけない状況になった。
やや職場から遠いところへ引っ越ししたため通勤が大変になったが頑張っている。

【学んだこと】
何事も他人に振り回されることなく、自分は自分で自己研鑽に励むことが大事だということを感じた。
継続は力なり。



【当時の自分へのアドバイス】
諦めることなく頑張ることで、必ず評価してくれたり見ていてくれる人がいるので、腐らずに頑張ることが大事。
自分自身を否定してしまっては頑張れることも頑張れないと思うから考えすぎない。
いつどんな状況でも、患者さんのことを最優先に考え、初心を忘れずに誠心誠意対応する。
一生勉強の職業だから常に向上心を持ち続ける。