【介護老人保健施設の理学療法士】勤続10年。残業代なし、就業開始前20〜30分前には業務を開始。部下の能力を認めようとしない上司と関わらないといけない日々。

【介護老人保健施設の理学療法士】勤続10年。残業代なし、就業開始前20〜30分前には業務を開始。部下の能力を認めようとしない上司と関わらないといけない日々。

【性別】男性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
35歳

【当時の職業】
介護老人保健施設で理学療法士として勤務していました。

【当時の住まい】
実家の一軒家で親と同居していました。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今は退職し無職





【就職のきっかけと経緯】
介護老人保健施設で勤務する前は、急性期の病院で勤務していました。
毎日夜9時頃まで勤務しており、業務もかなりハードな内容だったため、過労により精神的にも疲れていました。
少し気楽に業務を行える環境として選んだのが、介護老人保健施設での勤務でした。

【環境と仕事内容】
デイケアでのリハビリを担当していました。
1日の担当人数は15〜18名程度であり、遅くても16:30頃からは事務作業に入り、17:30過ぎには退社するという流れでした。
業務の内容は難しくはないものの、スタッフの人数は少なく、デイケアでの業務は1人で任されているという状態でした。
毎週日曜日以外に希望休を1日取る4週7休でしたが、祝日も休みではなく、年末年始も有休を使わないといけないような環境でした。

【大変だった時期】
あまり大変だと感じた事はなかったです。
勤続10年目に施設の20周年イベントのリーダーをさせられた時は、イベントの担当者が続々と退職し、私を含めて2,3人でイベントの計画を進めていくのは苦痛でした。




【大変だったこと】
祝日も休みではない4週7休の勤務体制のため、長期での休みが取れない環境でした。
上司が自己中心的な性格であり、振り回される事に気を遣うのが大変でした。
勤務時間は8:30〜17:30でしたが、上司が7:00頃に出勤し事務作業を行っていました。
仕事をしているフリをする傾向にある上司であり、仮に私が勤務時間後に作業を行う必要があった場合でも、残業申請ができないような環境を上司が作っていたため、17:30で業務を終わらせて帰らなければ損というような状況でした。
上司によって面倒な事は、毎回私にお願い事として業務を振られるため、その対応をするのが苦痛でした。
後輩も何名もいるものの、責任のある業務は毎回私が行う事になっていました。

【大変だった期間】
10年在籍していましたが、最初から最後まで同じ環境でした。




【当時の心境】
長期の休みを入れようにも、スタッフの人数が足りないため入れる事すらできない環境で、徐々に精神的な疲労が蓄積していきました。
話の分からない上司ばかりでしたが、同僚は良い方ばかりだったので、飲み会等を開催して楽しみました。

【職場が大変だった原因】
問題のある人物に限って、役職がついているという組織の悪い体質が続いている事だと思います。
正論を言っても、圧力で抑えつけようとする上司ばかりでした。
向上心のある従業員は、他の条件の良い職場に行くため、向上心のないモラルに欠けるような人物ばかりが集まっていました。
また、どれだけ施設に貢献したとしても、上司が行う人事評価は常に「中」という不服の内容だったのも、意欲の低下に繋がりました。




【仕事で良かったこと】
悪い上司ばかりが集まっている環境でしたが、リハビリを行う中で、利用者や他のスタッフから感謝されたりすると、達成感を感じる事ができました。
飲み会等でも周囲から声を掛けられる事も多かったので、周囲からは認められている存在になれた事は嬉しかったです。




【特にひどかった最悪の出来事】
有休も毎月入れようとすると、上司から「有休を入れるな」とパワハラを受けたのは苦痛でした。
退職しようと思い、転職先への面接が入ったために、「急用がある」という理由で急遽有休を入れたい旨を上司に伝えました。
普通では考えられないと思いますが、上司からは「代わりに休日の日曜日に出勤できる?」と言われた事も、退職して数年経ちますが、今でも忘れられない記憶となっています。
その日曜日の直前になり「日曜日は出てこなくて大丈夫」と言い、上司自身が私に出勤しなくても良いように対応した事への感謝から、部下に服従させるように仕向ける意図が感じられたのが、最悪の思い出として記憶に残っています。
この内容を他の部署のスタッフに伝えると、「明らかにパワハラですよ」と言われました。
医療関係はパワハラが当たり前のように行われている業界です。




【相談した人・助けてくれた人】
周りと愚痴をこぼす事をしたりすると、他のスタッフもパワハラと思われるような言動を受けたりしていました。
「お互い色々あるけれど、頑張ろう」と励ましあいながら業務を行ってきた事は、仕事の関係以上に親しくなりました。
退職して数年経ちますが、現在でも交流を続けている良い関係です。

【改善のための行動】
後輩が数名入ってくる事がありましたが、全くの初心者ばかりでした。
少しでもリハビリの質を高めようと、私が後輩に対象者のリハビリを行う上での考え方や手技を教えていると、上司が「今は教育をするような時間ではない」等の邪魔をしてきました。
上司も後輩に教えたりできるような能力がない人物だったために、結果として初心者のリハビリの集団が出来上がりました。




【現在の状況と心境の変化】
介護老人保健施設での勤務10年目に、リハビリの業務で生きていくのが嫌になり転職をしました。
自動車の組立技術員として勤務しましたが、家庭の都合上勤務する事が難しくなり、現在は退職しています。
全く異なる業界に転職をすると、医療・介護の業界がいかに働き方が時代に合っていないかを痛感しました。
フリーランスとして生きていくのは簡単ではありませんが、一から自分で働き方を作り上げていく生活は意欲に満ち溢れています。

【学んだこと】
周囲との人間関係の大切さです。
また上司の考え方や能力の有無で、部下の意欲や向上心は変わってしまうものだと改めて感じました。



【当時の自分へのアドバイス】
上司があまりにも理不尽な言動を行う場合は、在籍中は我慢している部分が多かったものの、我慢せずに反論する方が良いと思います。
また、それでもパワハラのような仕打ちを受けるのであれば、精神的に疲弊する前に、退職するという選択も必要だと思います。
同じ施設では働けなくても、他にも働きやすい環境はいくらでもある事をアドバイスしてあげたいです。