【急性期の総合病院で理学療法士】4年目。脳外科の配属になり毎日患者様の介助で汗だくの日々。

【急性期の総合病院で理学療法士】4年目。脳外科の配属になり毎日患者様の介助で汗だくの日々。

【性別】女性
【年齢】(仕事が大変だった当時)
26歳

【当時の職業】
急性期の総合病院で理学療法士

【当時の住まい】
実家のマンションで親と同居。

【その仕事はまだ続けてる?もう辞めた?】
今も同じ職場で働いている





【就職のきっかけと経緯】
家から通える距離であったこと。
臨床実習で急性期と回復期を経験し、自分には急性期の方が向いていると思って就職しました。

【環境と仕事内容】
300床の急性期病院のリハビリテーション部で、日勤のみで早番や遅番はありません。
患者様はICUに入るような重症の患者様から誤嚥性肺炎などの内科疾患まで幅広く入院されます。
休日はシフト制で4週8休、休みの日は希望を出すことができます。
具体的な仕事の内容としては、入院中もしくは外来通院中の患者様のリハビリ、当院に依頼のあった訪問リハビリの対象の患者様への訪問リハビリの実施です。

【大変だった時期】
大学新卒で就職し、勤続4年で脳外科に配属が変わり大変だった。




【大変だったこと】
急性期の病院としては珍しいかと思うのですが、脳卒中の患者様に使用する長下肢装具や短下肢装具が比較的揃っていて、急性期のうちから積極的に全介助レペルの患者様に対しても歩行練習を実施します。
当然のことではあるのてすが、患者様によって体格差もあり、自分よりも大柄な患者様の介助歩行を実施することも多々あります。
当院の脳卒中患者様に対するリハビリの方針としては、早期から積極的に、かつ長距離の歩行練習を実施しています。
患者様によっては、1回のリハビリの介入で500mほどの歩行練習、1日で複数回介入し、1km近く介助下にて歩行練習を実施することもあります。
患者様にとって、メリットになっていることは重々承知なのですが、介助する側としては、歩行練習が終わると息切れするほど疲れ、汗もダラダラです。
仕事が終わるとヘトヘトになります。

【大変だった期間】
脳外科配属の1年間




【当時の心境】
家に帰ってくるときにはいつもヘトヘトて、ご飯を食べてお風呂に入ってすぐに寝る。
毎日がその繰り返しという感じでした。
また今日も始まる、と思うと憂鬱なこともありましたが、介助量が減ったり、歩容が良くなったり、治療効果が目に見えて現れると嬉しくなります。

【職場が大変だった原因】
当院のリハビリが、急性期病院としては非常に積極的であるということはありますが、患者様にとってはメリットなので、ある程度仕方のないことかと思います。




【仕事で良かったこと】
入院時にほぼ全介助で長下肢装具を使用していた患者様が、回復期病院に転院する前に短下肢装具等出歩けるようになったときは、すごく嬉しくなります。
回復期病院に転院後、退院されて挨拶に来てくれたときに、ここの病院の方がしっかりリハビリしてくれた、と言っていただけることも多く、誇りに思います。




【特にひどかった最悪の出来事】
ほぼ全介助の患者様の歩行練習を長下肢装具を使用して実施していたときに、患者様の足と長下肢装具が擦れて擦過傷を作ってしまったことです。
脳卒中後の患者様は、感覚障害があることも多く、その方も長下肢装具を使用している足の感覚が鈍かったため、痛みの訴えがなく、擦過傷を作ってしまう前に気づくことができませんでした。
擦過傷を作ってしまうと、その後のリハビリのときの歩行練習がやりにくくなってしまうし、何よりも患者様に痛い思いをさせてしまい、とても萌えしわけない気持ちになりました。
また、擦過傷に対して看護師さんに処置をお願いしなければならないので、看護師さんにも迷惑をかけてしまいました。
その後は注意しながらリハビリを続けましたが、もっと早くから気付ければよかったなと思います。




【相談した人・助けてくれた人】
まずは直属の上司に報告し、報告書を作成しました。
ひどく怒られることはなく、なぜ起こってしまったのかなどを一緒に親身に考えてくれました。
すごく落ち込んでいたのを見かねた上司や同期が、院内のコンビニでお菓子などを買ってきてくれて慰めてくれました。

【改善のための行動】
どうやったらより良く、自分自身も患者様もできるだけつらい思いをせずにリハビリができるのかを考えるようになりました。
また、先輩方や介助の上手な人が実際にやっているところを参考にして、自分のリハビリに活かせるように頑張りました。




【現在の状況と心境の変化】
それから4年がたち、配属が変わったため、以前のように汗だくになりながら患者様のリハビリをするということはほとんどなくなりました。
当時は当時で、とてもやりがいを感じていましたが、今は今で目の前の患者様がどうしたらより良い生活を送れるようになるか、より深く考えてリハビリをするようになりました。
経験が増え、以前よりも手駒が増えたため今の状況には満足しています。

【学んだこと】
その時大変、辛いと思ったことも、後々になると自分の経験として積み重ねられ、また新しい患者様にその知識を還元することができる。



【当時の自分へのアドバイス】
リハビリ介入前の患者様の状態と、介入後の変化をより敏感に察することができるようになること。
介入前から、どんなことが起こり得るか、リスクを回避するためにはどんな準備が必要なのかをしっかりと考え、必要があれば周りのスタッフにも応援を頼み、無理に自分だけで頑張ろうとしないこと。
何かあっても、周りにきちんと報告して次の対策を考えれば、次につながる。